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屋号について

“小路口屋”
ご先祖様が小路口屋という屋号で南部藩の御用商人をしていたそうです。
独立する時はこの屋号を使いたいと考え、工房名を“小路口屋”としました。

 

作品制作について

作品制作のコンセプトは『やさしく、やわらかく、ここちよい。』
心に素直に心地よく入ってくる作品を創り出したいと思っています。
心が穏やかに優しくなれる作品。心地よいと感じられる作品。

作品づくりで大事にしていることは五感の中の「視覚」「触覚」「聴覚」。
視覚はもちろん必要ですが、聴覚もいろんな情報を伝えてくれる大事な感覚。
そして、何よりも大事にしたいと思っているのが触覚です。

手で感じ、手で視ることは重要であり私の作品制作に欠かせません。
眼では見落としてしまうことも手で視ることがでる…。
こんなふうに感じられたのは、父方の祖父母が全盲だったからなのではないかといつの頃からか思うようになりました。
見えないからこそ視覚以外の感覚をフルに活用し生活する姿が身近にあったことは、確実に今に繋がっていると思います。

『手で視る。』は、私にとって作品制作の要…。

吹きガラスのみで仕上げるのではなく、加工によって自分らしい作品に仕上げていくことは、私にとって自然な制作スタイルであり、その時間は大変ではありますが充実した制作時間です。

 

作品のタイトルについて

あまり説明しすぎず、しかし、作品の雰囲気からは慣れすぎないようタイトルを考えています。
言葉の響き、その心地よさも大事にしています。