『ふくら』=ふっくらとやわらかく、ここちよい。
やわらかな形、やさしい雰囲気が心にここちよく響く。

吹きガラスで生地を作り、加工で仕上げる。
削ると言う行為により吹きガラスだけではできない表現、形を生み出すことができます。
手で触れて、手で視て、手で感じながら仕上げることができる作品。

※花器、蓋物は一点ものとして制作しています。

ガラスの表面を「削る(はつる)」事でできる模様が特徴の作品。
「削る(はつる)」はら「はつり」とタイトルをつけました。

吹きガラスの際、溶解炉に溶けているガラスは水飴のようにやわらかくなっています。
それを竿に巻き、形作る際の途中の柔らかさを表現できたらと言う思いから作り始めました。

雲のように自由な形が特徴の作品。
雲をイメージしたタイトルを作りたいと考え、辞書から見つけた「雲居(くもい)」と言う言葉。
「雲居」は雲のある場所。雲のたなびいている所。大空。という意味です。
言葉の響きも心地良く、作品に合うと考え「雲居」から「くもい」とタイトルをつけました。